家づくりとは「家という器」の完成ではなく、その「器をつくる過程」こそがもっとも重要です。
家を購入する前に、ご家族皆さまで話し合ってほしいことがあります。
それは「ご家族が、今後どうありたいか?」という事です。
家づくりを始めると、これまで何気なく過ごしてきた家族にさまざまな「問題・課題」が突きつけられます。
例えば…
子どもさんは、何人授かる予定ですか?
どんな風に育てたいですか?
だんな様や奥様のお仕事は、これからどうなっていくのでしょうか?
ご両親の老後の面倒はどうしますか?
そして避けて通れない「お金の話」。
家族の将来の課題や問題に正面から向き合い、一つ一つ答えを出していくこと。
それこそが家づくりの本質なのです。
この時に是非じっくりと、そして徹底的に、話し合ってください。
そしてお互いのことを、理解し合い、許しあい、気遣いあってください。
『子どもは、やっぱり5人は欲しいわ~』
『お前、そんなこと思っていたのかぁ…』
『あなたが、そんなことまで考えていたなんて…』
だんな様の想い、奥様の想い、ご両親の想い、そしてお子さま達の想い…
それぞれの想いに触れ合っていくと、必ず家族の仲が良くなっていきます。
それこそが、本当の家づくりの目的
そう、家づくりって『家族づくり』のことなのです。
家の間取りや仕様は、そこそこ固めてからじっくり決めても十分に間に合います。
一番大事な家族の「本音」を理解し合ってからでないと、家が完成してからの「未来の暮らし」をイメージしても「家族の幸せ」とかけ離れた、ポッカリと穴が空いたような「暮らし」になってしまいます。
だから、決して「家族の本音」や「現実」にフタをしないでほしいのです。
私たちが考える「いい家」とは、「家族が健康で仲良く暮らせる家」なのです。
自分達には、どのくらいの大きさの家が丁度よいのか?土地の広さは?予算は?
失敗しない家づくりのポイントは、いくつかあります。
是非、そんな事からお話をお聞かせ下さい。